【第5回】利益よりも内容重視の研修

コラム

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こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。
このコラムでは、研修講師を志望している皆さんや企業研修を検討している担当者の方に向けて、当社の「PlusOne研修」に込められた想いをお伝えしています。

前回は「講師自身がゼロから創る研修」をテーマにお伝えしました。
今回は、「PlusOne研修」の基本理念ともいえる「利益よりも内容重視の研修」について、くわしくご紹介していきましょう。

利益よりも“確実な成果”を優先する

まず初めに、一般的な研修の風景を思い浮かべてみてください。多くの人は、広い会場で1人の講師が登壇し、大勢の受講生が研修を受けている場面を想像するでしょう。実際、企業研修は1対大勢という形で行われています。大学の講義などと同じですね。しかし講師も人間ですから、1人で一度に見られる人数は限られています。たとえば1人の講師が1,000人の受講生を完璧にフォローしようとしても、それは現実的に不可能でしょう。

研修会社の立場からすると、1人の講師がより大勢の受講生を担当できればコストを抑えられ、その分利益が出やすくなります。ビジネスとして企業研修を世の中にご提供している以上、当然ながら利益は無視できないため、そういった観点ではメリットがあるといえるでしょう。しかし利益だけを指標にしていると、本当にご満足いただける内容の研修を行うことはできないと、当社は考えています。

利益を度外視してでも、受講生1人ひとりが確実にスキルアップできる研修をご提供したい。受講生の皆さんに確実な成果を感じてもらいたい。綺麗ごとのように聞こえるかもしれません。しかし「PlusOne研修」では、可能なかぎり、1人の講師が担当する受講生の人数を抑える努力を惜しみません。これによって講師の目が受講生全体に行き届きやすくなり、講師が受講生1人ひとりに向き合える研修の体制を可能にしているのです。

地方の人材育成にも貢献できるように

また、「PlusOne研修」は首都圏だけでなく、地方の中小企業への講師派遣も積極的に行っています。地方では、人材育成に注力したくてもできないという中小企業は少なくありません。しかし、たとえ人材育成にかけられる予算が潤沢でなくとも、比較的安価で質の高い講師による質の高い研修をご提供することで、地方の活性化にも貢献していきたいというのが、当社の想いです。

地方には首都圏への流出による人材不足など、さまざまな問題を抱えている企業が多くあります。それらの問題に対して「PlusOne研修」ができることは、今いる人材が価値の高い「人財」へと育ち、より活躍できるようにすること。個人のパフォーマンスが上がれば企業の成長にもつながり、最終的に企業価値が向上して優秀な人材が集まりやすくなるという、よい循環が生まれます。このような好循環を生み出すためにも、全国各地において「PlusOne研修」はよりいっそう存在意義を強めていきたいと考えています。

地方への貢献に寄与したい講師の方は、ぜひ当社と一緒に取り組んでいきましょう。

今回のコラムは以上です。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
次回からは、また新たなテーマのコラムを公開していく予定です。どうぞお楽しみに。