コラム

【第9回】講師に求められるスキル(4)-責任感とプライド

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こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。
このコラムでは、研修講師を志望している皆さんに向けて、当社の「PlusOne研修」に込められた想いをお伝えしています。

今回は、当社の考える「講師に求められるスキル」というテーマから、人材育成に携わる立場としての「責任感とプライド」について、ご説明していきましょう。

目標を確実に達成する意志の強さ

どんな仕事でも、「責任感」を発揮できない人はなかなか成功しないでしょう。役職や立場などによってその責任範囲には差があるかもしれませんが、自分のやるべき仕事に対して責任を持って取り組める人は、どんな場面でも評価されるものです。

それは講師にとっても例外ではありません。むしろ人の成長を支える立場であるからこそ、「責任感」の有無は、講師の価値をはかるための重要な指標といえます。では、講師に求められる「責任感」とは、具体的にどんなことを指すのでしょうか。

講師には「研修に臨むさまざまなレベルの受講生を、それぞれ成長させる」という目標が課せられています。シンプルですが、それを“本当に”やり通せるかどうかで講師の評価は決まります。ここが講師の「責任感」の有無を見極めるポイントといえます。

責任感のある講師は、常に目標を意識しています。目標を確実に達成するためには何をすべきなのかを逆算して考え、実際に有効なアクションを起こせるのです。この結果にこだわる姿勢こそが、講師の質を高め、周囲からの評価にもつながります。

プライドを持つことがプロフェッショナルの第一歩

責任感を持って仕事を続けていくと、おのずと芽生えてくるのが講師としての「プライド」。プライドという言葉は悪い方向に誤解されがちですが、「自分は人に教える立場だから偉い」といった、俗にいう「上から目線」とはまったく異なります。

「プライド」とは言い換えれば、「“替えのきかない存在”であることを自他ともに認識していること」。どのようなレベルの受講生が相手でも、必ず研修を受ける前後でそれぞれに成長を遂げさせるコミットメントこそが、講師のプライドを何よりも証明するものです。自分だけのアプローチによって価値を見出し、他人にもそれを正しく認められるようになれば、立派なプロフェッショナルだといっていいでしょう。当社は、そのような講師のプロフェッショナルを大歓迎しています。「PlusOne研修」で真のプロフェッショナルとして、いっそうの自己研鑽に励んでいきませんか?

今回のコラムは以上です。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
次回のテーマは「講師に求められるスキル-探究心」です。どうぞお楽しみに。

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