コラム

【第11回】講師に求められるスキル(6)-変化を楽しめる心の余裕

変化を楽しめる心の余裕

こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。このコラムでは、研修講師を志望している皆さんや企業研修を検討している担当者の方に向けて、当社の「PlusOne研修」に込められた想いをお伝えしています。

今回は、当社の考える「講師に求められるスキル」というテーマから、「変化を楽しめる心の余裕」について、お伝えしたいと思います。

デキる講師は心の余裕がある

前回のコラムでは、ベテランになっても探究心を持ってチャレンジし続けられる講師は、価値の高い講師として長く活躍できるということをお伝えしました。講師を目指している人、もしくはすでに講師として活躍している人なら誰しも、息の長い講師でありたいと思うのは普通のことですよね。簡単なようで意外と難しい、この「探究心を持ち続ける」という習慣は、どうすれば身につくのでしょうか?

もっとも大切なことはずばり、変化を恐れず、その変化を楽しめるマインド=心の余裕を持つことです。心の余裕といっても、「どうにかなる」と他力本願で悠長に構えているような、楽天的なスタンスとは異なります。私たちが求める「心の余裕」とは、もっと高みを目指すためなら今までの自分のやり方を自ら変えることも厭わない柔軟性だと考えています。

講師と役者、意外な共通点

「PlusOne研修」はさまざまな企業や団体を対象に、それぞれが抱える人材育成の課題解決に向けた研修をご提供しています。そのため、研修先の企業や団体によって、講師に求められるものは大きく異なります。

講師は期待されている役割を正しく理解して、その役割を果たすために柔軟に対応することが不可欠です。たとえば若手社員が多く参加する研修と、経営者層が参加する研修とでは内容が異なるのはもちろん、伝え方や物事をとらえる視点なども大きく変わるでしょう。また、受講生の様子によっては研修を行いながら軌道修正が必要となるケースもあるかもしれません。そんなときでも焦らず、受講生がいかに理解しやすい研修をできるかを考えながら同時に行動できる柔軟性と瞬発力こそが、優秀な講師の証であると考えます。

そう考えると、講師という職業の本質はまさに舞台役者と同じです。観客の目の前で演技をする役者にとって一度たりとも同じ舞台がないように、講師もまた、同じ研修を繰り返すことはありません。どんな受講生にとっても実りあるかけがえのない時間となるよう、考えうるベストなアウトプットを提供していくことが大切なのです。

今回のコラムは以上です。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
次回のテーマは「講師に求められるスキル-相手の立場で思考できる力」です。どうぞお楽しみに。

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