コラム

【第35回】営業職研修の講師になるには

営業職研修講師

こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。

今回のコラムでは、これまでの営業経験を活かして、講師の仕事にチャレンジしたいという方に向けて、アドバイスをお伝えします。

どうしても感覚的になりがちな営業スキル。だからこそ、営業職のスキルを底上げするために研修の実施を必要とする企業は意外と多くあります。営業職の実務経験がある人で、次のステップとして指導者を目指したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

営業職研修の講師には、こんな経験・スキルが活かせます

営業職での成功体験を持っている
感覚ではなく、体系化された営業のノウハウ・ナレッジを持っている
自分の培ったノウハウやナレッジを他の人に伝える能力に長けている

営業職研修の講師になるには、営業職としての実務経験があり、優れた実績を持っていることはもちろん、自身の営業スタイルをノウハウやナレッジとして体系化できていることが大切です。冒頭でもお話ししたように、営業職は個人の資質によって感覚的にやっていても何とかなってしまう場面があるものですが、講師として受講生の前に登壇する以上、成功体験をきちんと整理して、「なぜ成功をおさめられたのか」を人に伝えられる能力が不可欠です。実際に、部下や後輩の育成に携わっていた人も、その経験を活かせるでしょう。

営業職研修の講師が大切にするべきこと・求められること

営業職の場合、クライアントによって臨機応変な対応が求められることがほとんどだと思います。それゆえに営業職として成功事例をパターン化することは容易ではないかもしれません。しかし、成功している人は、根底に共通した考え方を持ちあわせているものです。その考え方を受講生に発信することが、営業職研修では求められます。研修後、受講生一人ひとりが自分ゴト化して行動に落とし込むことができるよう、根本的な考え方を理解させることが大切なのです。さらに、受講生やクライアントの課題をきちんと把握した上で、改善案に導くアプローチができれば、尚よいでしょう。

また、営業職に欠かせないメンタリティについても、研修の場できちんと伝えることが大切です。営業職はタフさが求められる仕事だからこそ、先行きが不安でモチベーションが低下してしまっている受講生もいるでしょう。彼らに対しては、営業職が会社の売上を担う重要なポジションであることを改めて認識させ、仕事へのモチベーションをアップさせることも講師の重要な役割です。

営業職研修の講師を始めるには……

営業職としての実務経験や実績を活かして講師の仕事を始めたいという方は、ぜひPlusOne研修で講師を始めてみませんか?PlusOne研修は講師としての経験・実績よりも、その人のポテンシャルを重視しています。講師未経験でも構いません。人を育てて、もうワンランク上の人材へ導くことに強い関心と意欲があれば、きっと活躍していただけるでしょう。

第一線で活躍してきたプレイヤーの誇りを、人材育成という形で存分に発揮していただける環境が、ここにあります。

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