【第36回】コンプライアンス研修の講師になるには
こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。
今回のコラムでは、講師経験はないけれど、これまでのキャリアを活かして「コンプライアンス研修」の講師をやってみたいという方に向けて、アドバイスをお伝えしていきます。
近年、ますます受講ニーズが高まり、注目を浴びている「コンプライアンス研修」。社会における決まりごとを守った上で健全な組織運営を行い、企業の不祥事を防止することなどを目的とした研修です。コンプライアンス研修の講師に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
コンプライアンス研修の講師には、こんな経験・スキルが活かせます
・企業の法務を担当し、コンプライアンス対策業務の実務経験がある
コンプライアンス研修の講師になるには、当然ですが、コンプライアンス対策の実務経験が必須になります。一定期間、企業内の法務を担当していた方で、コンプライアンス対策を主導していたり、携わっていたりした経験があれば、講師としても活躍できるでしょう。なかでも、従業員に対する法務研修の実施や、法律に関する相談窓口を担当していた方は、その経験を存分に活かせるはずです。
コンプライアンス研修の講師が大切にするべきこと・求められること
コンプライアンス研修において、もっとも重要なことは、万が一法令違反が起こってしまった場合に企業や個人に対してどんな不利益が生じるのかということを、受講生にきちんと理解させることです。法令遵守について正しい知識を与え、一人ひとりに危機意識を持たせることで、コンプライアンスに対する考え方を確立させることが求められます。
また、受講生を受け身にさせることなく、自分自身で考える力を身につけさせることも重要でしょう。伝えた内容を受講生にそのまま鵜呑みにさせるだけでは、コンプライアンス研修の効果は薄いと言えます。コンプライアンス研修では、ケーススタディが欠かせません。過去の事例を知った上で似たような事態に遭遇したとき、自分がとるべき行動を予測し、実行できるようになることが、研修の“成果”となります。そのためにもコンプライアンス研修の講師は、受講生に「気付き」を与えることを大切にしなければなりません。
コンプライアンス研修の講師を始めるには……
未経験からコンプライアンス研修の講師に挑戦してみたいという方は、PlusOne研修の講師として活躍してみませんか?PlusOne研修は講師としての経験・実績よりも、その人のポテンシャルを重視しているため、講師経験の有無は問いません。ご自身の経験やスキルを活かして、人材育成に携わりたいという意欲をお持ちであれば大歓迎です。
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