コラム

内定者研修を検討中の企業様へ

第60回

こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。当社がご提供するPlusOne研修の「内定者研修」について、実施のねらいやポイントをご紹介します。

内定者研修の実施のねらい

厳しい就職活動を乗り越え、ようやく手に入れた内定。初めは達成感や解放感に満ちている学生たちも、少し時間が経つと「これから社会人としてやっていけるのだろうか」「本当にこの会社に決めてよかったのだろうか」といった言い知れぬ不安に襲われることも珍しくありません。内定者研修は、入社前にそのような不安を解消し、気持ちよく社会人としてのスタートが切れるようサポートするねらいがあります。

内定者の漠然とした不安をケアしないまま放っておくと、入社後も仕事へのモチベーションが上がらずに現場の評判が悪くなってしまったり、研修に集中できずにスキルや知識が身につかなかったりすることもあるでしょう。最悪のケースでは、入社後すぐに退職してしまう可能性も考えられます。今後ますます労働人口が減少していく日本において、有望な若手社員の獲得と育成は企業の大きな課題となっていくでしょう。「最近の若者は根性がないから」と一蹴していては、近い将来、人材不足に悩まされることになりかねません。

新入社員の定着率や活用に課題を抱えている企業のご担当者様は、新入社員を早期に戦力化させるための対策として、内定者向け研修の実施を検討してみてはいかがでしょうか。

内定者研修のポイント

◆入社する前に“この会社で働く意義”を確立させる

新入社員に対して現場でよく聞かれる意見として「主体性がなく、指示がないと何もできない」「自分から学ぼうとする意欲が感じられない」といったものが挙げられます。これらの問題点は内定者自身に「入社後、会社でどんな役割を担いたいのか」「ゆくゆくはどんなキャリアを積んでいきたいのか」というイメージが欠けていることに起因すると考えられます。

採用面接などでも志望動機や入社後のプランを問うことはありますが、正式な入社を前に、再び内定者にそれらについて考えてもらう機会を設けましょう。就職活動のときから心境の変化もあるでしょうし、何より社会人として働くことが現実味を帯びてきた段階であれば、より真剣に考えることができるはずです。実務に携わる前にこれらを整理しておくだけで、その後の学びは明らかに変化します。内定者研修はこのようなマインドの醸成を主軸とし、入社前に身につけておきたい一般常識や業界知識などを学ぶカリキュラムとして企業のご意向に沿ってご提供します。

内定者研修はPlusOne研修にお任せください

PlusOne研修は数々の業界・業種の企業から新人研修のご依頼をいただいています。企業・組織によって課題と感じている部分は異なるため、事前にヒアリングした内容をもとに完全カスタマイズでそれぞれに最適な研修プログラムをご提案いたします。実績豊富な講師陣が、これから社会人のスタートを切る内定者のモチベーション向上をサポートいたしますので、内定者研修をご検討中ならお気軽にご相談ください。