コラム

業務改善研修を検討中の企業様へ

第70回

こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。当社がご提供するPlusOne研修の「業務改善研修」について、実施のねらいやポイントをご紹介します。

業務改善研修の実施のねらい

業務改善の必要性を感じているものの、ひとまず目先の仕事を片付けることに時間を取られてしまい、業務改善への取り組みがどんどん先延ばしになってしまっている企業は少なくないでしょう。それを繰り返しているうちに業務の生産性はどんどん低下し、同時に社員のモチベーションも下げかねません。最悪の場合、退職者が後を絶たないという状況に追い込まれる可能性も考えられます。

「時間に余裕があるときにやればいい」という考えで優先度を下げてしまうと、なかなか実現しないのが業務改善です。だからと言って大がかりなプロジェクトとしてとらえてしまうと、かえってスムーズに進まないことも。そこで業務改善研修では、どんな些細なことでも「こうしたらもっと仕事がやりやすくなるはず」という提案を誰もが気軽にできるような体制づくりを目指します。

特に経験の浅い若手社員の場合、上司や先輩にいきなり意見して業務改善の提案をするのは気が引けるかもしれません。しかし業務に慣れていないからこそ、ベテラン社員とは異なる視点から気付けることもあります。そうした意見を吸い上げることで、改善に活かせるのはもちろん、風通しのよい職場として働く社員のモチベーション向上にも役立ちます。

業務改善研修のポイント

◆何でもかんでも「変える」ことが業務改善ではない

「業務改善」と聞くと、とにかくすべてを「変える」ことが必要だと考える方もいるかもしれません。確かに、現状を大きく「変える」ことによって現場の生産性が向上するケースも多いでしょう。しかし、むやみやたらに従来のやり方を変えてしまうと、かえって生産性が落ちてしまったり、社員の反発を招いてしまったりという事態を招く可能性があります。

一見、意味のないように思える仕事も、業務上のミスを防ぐためには不可欠な工程かもしれません。「なぜその作業を行うようになったのか」という背景をよく理解しないまま、業務改善に着手するのは危険です。まずは現在の業務をきちんと整理したうえで、「本当に必要な作業なのか」「アウトソーシングなどを活用して効率化を図れないか」などを慎重に議論することがポイントになります。

業務改善研修はPlusOne研修にお任せください

PlusOne研修は官公庁から民間企業まで、幅広い業界・業種の企業に向けてオーダーメイドの研修プログラムをご提案してきました。実績豊富な講師陣が受講生の理解度に合わせて柔軟に対応。実務に直結する内容で、企業や組織の抱えるさまざまな問題にきちんと向き合います。質の高い企業研修の実施をご検討中の企業様は、PlusOne研修にご相談ください。