コラム

キャリアデザイン研修を検討中の企業様へ

第73回

こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。当社がご提供するPlusOne研修の「キャリアデザイン研修」について、実施のねらいやポイントをご紹介します。

キャリアデザイン研修の実施のねらい

終身雇用の崩壊と言われて久しく、この現状を悲観的にとらえる方もいるかもしれませんが、裏を返せば、自分自身のキャリアを自由に考えるということが一般的になった時代とも言えるでしょう。とは言っても、働き盛りの若手社員や中堅社員の中には、日々の仕事をこなすのに一生懸命になるばかりで、将来について具体的なイメージを描けていないという方も少なくないのではないでしょうか。

しかし30代、40代とキャリアを積み重ねていくにあたって、「どのようなビジネスパーソンでありたいか」「どんな風に働きたいか」を早くから確立しておくと、昇進や転勤、転職などのキャリアの節目、もしくは結婚や子育て、介護などライフステージの変化に対峙したときでも、決断がしやすくなるはずです。研修を通じてキャリアデザインの方法論を習得することが、今後の仕事への向き合い方を真剣に考えるきっかけとなるでしょう。また、個人のビジョンをグループワークで共有することで他の人の仕事に対する考え方を知り、お互いによい刺激を受けられる機会としても有効です。

一方の企業側としても、社員一人ひとりが自分自身の経験やスキルを見つめ直して将来的なビジョンを描けるようになることで、全体的な意欲向上が期待できます。さらに個人のキャリアデザインと人事評価を紐づけることができれば、社員それぞれのモチベーションや目標に応じた最適な仕事の割り振りと評価が可能になり、組織力の強化にもつながるでしょう。

キャリアデザイン研修のポイント

◆まずは現在までの“振り返り”から

今後のキャリアを設計するには、現在の自分が立っている位置を正しく理解することが重要です。この工程を飛ばしてしまうと、いくら素晴らしいビジョンを掲げても結局は「絵に描いた餅」になってしまう可能性があるからです。キャリア設計は突拍子もない夢物語ではありません。もちろん「絶対に実現できるはずがない」と思われるようなことでも、当人の努力次第で成功することはありますが、現在の自分を起点にした目標を設定することが着実にステップアップしていくためのポイントです。

まずは「これまでやってきたこと」「できること」を整理して、キャリアの棚卸しを行います。そうすれば「今の自分に足りないもの」「もっと注力していきたいこと」がおのずと浮彫りになっていくはずです。それらを整理したうえで、どのような環境に身を置けば、自分の思い描くキャリアを実現することができるのかを具体的に考えていきましょう。

キャリアデザイン研修はPlusOne研修にお任せください

官公庁から民間企業まで、幅広い業界・業種を対象とした研修プログラムをご提供しているPlusOne研修。企業ごとに異なるさまざまな課題に向き合うため、完全オーダーメイドでご提案しています。企業研修の要と言える講師の質にこだわり、実績豊富な講師陣による、きめ細やかな対応が特長です。「研修を実施したものの、なかなか成果に結びつかない」というお悩みのある社員教育のご担当者様は、当社にご相談ください。