コラム

財務研修を検討中の企業様へ

第76回

こんにちは。企業研修の講師派遣・講師育成を行っている、エス・エー・エス株式会社です。当社がご提供するPlusOne研修の「財務研修」について、実施のねらいやポイントをご紹介します。

財務研修の実施のねらい

経営層や経理部に所属している方以外は、もしかすると財務知識の重要性を感じていない方もいるのではないでしょうか。確かに、財務知識が直接的に実務にかかわるのは前述のポジションに携わる方々でしょう。しかし一部署の運営に責任を持つ管理職や外部とかかわる機会の多い営業職などにとっても、財務知識を理解しているかどうかで、仕事の精度や質、アプローチは変化していくものです。

まず管理職の例を挙げると、一部門に責任を持つということは、すなわち“小さな経営者”であると言えます。もちろん人材のマネジメントも大切ですが、組織の成長のためには何よりも部門の予算達成や利益創出を実現することが最重要事項です。管理職一人ひとりが会社全体の経営数字を正しく理解し、それに伴う戦略についてもきちんと納得できていれば、自部署が担うべき役割を明確にとらえて実行できるため、非常にスムーズな組織運営を可能にすると同時に、会社の貴重な“力”となります。

また様々な取引先との窓口である営業職も、基本的な財務知識を身に付けていればビジネスパーソンとして大きな強みになります。自社の経営状況への理解が深まるのはもちろん、取引先の与信管理や競合企業の分析など、他社で開示されている経営情報を読み解き、戦略的かつ効率的な仕事につなげることができるからです。

このような効果への期待から、財務知識を学ぶ研修は業界や職種を問わず、幅広い層のビジネスパーソンに対する財務研修の実施が行われています。

財務研修のポイント

◆基本的な財務3表の読み解き方をマスター

職種や役職によって財務知識の活用目的は異なりますが、財務研修の軸となるのは、財務3表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の見方・読み解き方を学ぶことです。研修の受講生には財務の基礎から解説が必要な若手層もいれば、一通りの財務知識は身に付けている中堅層もいます。そのため受講生のレベルに合わせて研修内容をカスタマイズし、着実な理解を促すことが大切です。

財務研修はPlusOne研修にお任せください

企業様によって抱えている課題は様々であり、受講生のレベルも異なるもの。だからこそPlusOne研修では画一的な研修プログラムを実施するのではなく、企業様ごとにカスタマイズされた内容で、成果に結びつくオーダーメイドの研修プログラムをご提案しています。豊富な現場経験を持つ講師陣が、企業の次世代を担う大切な人財の成長をお手伝いいたします。社員教育のご担当者はぜひ当社にご相談ください。