研修プログラムの詳細情報

研修名 2024年度春採用新入社員様向けJavaプログラマー養成研修(Aクラス)【公開講座】
講師 伊野木 佑斗
大下 久夫
実施日 2024年4月5 日(金)~6月28日(金) 9:30~18:00、平日61日間
実施会場 弊社アライアンス企業 貸し会議室(銀座一丁目)
受講者 2024年度春採用新入社員 22名(3社)
研修内容 【新入社員向けJavaプログラマー養成研修概要】
この研修はIT業界に入社した新入社員を対象に、ITリテラシー、アルゴリズム、プログラミング基礎、Javaの文法、構文を学び、研修後すぐに、就業できるようになることを目的としております。理解度テストを何度も行い、受講生の理解度を講師が確認しながら、進めていきます。また、個人の理解度を把握するための個人制作課題、現場を想定したグループ課題演習を行い、成果を見える化するために、成果報告会においてプレゼンテーションを実施していただきます。主な対象はJavaプログラミングの未経験者、未学習者を対象にしておりますが、Javaプログラミングの学習経験者が参加していただいても成長できるよう、レベルに合わせた課題演習もご用意しております。

【研修時間】
9:30~18:00

【研修カリキュラム】
・基本文法(言語基礎、環境構築、フローチャート、画面表示 変数、様々な演算子を使った演算)
・制御文(if文、if-else文、switch文、while文、do-while文、for文)
・配列(配列基礎、線形探索、Deep/Shallow Copy、多次元配列、コンソールアプリ制作、Scannerクラス)
・クラス(クラスの利用、インスタンスの生成、フィールド、メソッドの利用、オブジェクト配列、オーバロード、コンストラクタ、static修飾子、複数のインスタンスの利用、継承、オーバライド、アクセス修飾子、カプセル化、DTO、抽象クラス、インタフェース、ポリモーフィズム、Eclipse環境  構築、例外処理、File I/O、Generics、コレクション、APIの見方)
・システム開発の手順
・テスト(総合テスト手法、テスト仕様書の書き方、Javadoc)
・Webアプリ基礎(3層アプリ基礎、Servlet基礎、HTML基礎、JSP基礎、リクエストスコープ、Model部分の実装、JavaBeans、セッション、MVCモデル)
・データベース基礎(インストール、SQL基礎、JDBC、DAOパターン)
・Webアプリ応用(三層Webアプリケーション)
・個人課題制作(商品管理システム)、プレゼンテーション
・システム開発基礎(単体テストのやり方、カバレッジ、Junit利用法)
・グループ課題制作(在庫管理Webアプリケーションのデバッグ
・プレゼンテーション
・確認テスト
・アルゴリズム(テストコード作成、コーディング、ER図、データの正規化)
・データ操作(集計関数、様々な結合、単一関数、トランザクション、インポート、エクスポート)
・個人課題制作(電卓Webアプリケーション作成、データベース設計)
・最終個人課題制作
 (WBS作成、・UI作成、データベース設計、テストコード作成、コーディング、結合、プレゼンテーション資料作成、プレゼンテーションリハーサル、プレゼンテーション、振り返り)

受講者の声

■受講生アンケート(22名の平均点 /5点満点)
・研修満足度 【4.20】
・研修の流れ組み立て 【4.11】
・研修で学んだことを明日から実践できるか 【3.02】

■コメント
・三か月前まで、プログラミングのことが全く分からなかった状態であったことを考えると、この研修で学んだことは多かったのではないかと思います。特に、予実管理やテストなどは、Java以外の言語やどのような業務であっても重要なことであると考えているので、これからも意識していきたいです。
・4月がいちばんしんどくて、できないことばかりが積みあがっていって本当に地獄で苦しかった。あのとき苦しんだおかげで今の自分が楽な気持ちで制作を終わらせられたのだろうなとは思う。グループ制作は楽しかったし、最終制作も焦りはなく、むしろ最後だからあれもこれも身につけたい!という自分の欲に突き動かされていた。悔いも特になく(あとで死ぬほど反省すると思うが、今のところ)満足のいく制作になったので欲張ってよかった。あっというまの3か月で今はただただ名残惜しい気持ち。
・Javaに関する知識が全くない状態で研修に参加したため、はじめはやっていけるかかなり不安であった。しかし、三か月間みっちり研修を通して学習したことで最終的にはDBを用いたWebアプリ開発ができるほどの知識やスキルを身につけることができてよかったと感じた。この経験を活かして、今後の実務でも学びを継続するよう心掛ける。
・3か月の研修を経て、Java、HTML、DBといったようなプログラミングに関する知識、技術はもちろん、ほかにもマナーや勉強方法、取り組み方などビジネスパーソンとして必要なことを学ぶことができ、大変有意義な時間であったと感じております。
・研修を通して、技術力だけでなく、内面的な部分でも成長できたと感じています。以前の私は、合格ラインに達していればそれでいいと考え、それ以上の高みを目指すことが少なかったです。しかし、他の受講生の方の制作物や受講態度に刺激されて、もっと挑戦したいと思うようになりました。最終個人制作では、まだまだ満足いく出来ではないものの、今までよりはよい成果物を出せたと感じています。4月時点からもっと質問や任意自習を活用していればと後悔していますが、今後は同じ後悔をしないように日々を過ごします。
・簡単なものではあるが一人でWebアプリを制作できるようになり、四月の頃より成長したと実感できた。
・研修が始まった当初は想像していたよりも速いスピードで進んでいく講義についていくのに必死だったなという印象です。4月は毎日の新しい知識を定着させるために自習時間を多くとりました。ただ質問に関してはあまりうまく活用できていなかったと思います。今回の3か月の研修で一番きつかったのはグループ制作だなと考えています。4月の段階で、5月のグループ制作ではグループマネージャーをやってもらうかもしれないというお話をもらっていたので心の準備はしていたつもりなのですがいざ、制作が始まるとうまくいかないことが多く特に最初の三日間は精神的にも非常につらかったという印象です。ただ自分の変化としてグループ制作を通して自分のできないことに関して自分一人で抱え込まずに誰かに相談したり助けてもらうことの重要性を身をもって実感しました。前からの自分の弱点としてあった自分で何でもやろうとするというところが悪い方向に働きすぎ過ぎてしまったのですがミーティングで相談できたこと。またそのあと事務局のご担当者様との受講コンサルで、そういった自分の弱い部分を再認識し、その後のグループ制作では、改善のために動くことができたのは非常に良かったです。また4月に比べてできることも増え今回簡単なものではありますがアプリケーションを一つ作ることが出来たのは非常に良かったなと感じています。今回作成したアプリはこの後も継続して改良していきたいと思っています。自分の出来るようになったこと、まだできていないことが今回の制作で明確になったと感じているのでこれからに生かしていきたいです。
・まずはじめに3か月を通して、確実に成長することができました。例えば、一番最初に行った確認テストは全く回答できなかったことや、コードの読み方・書き方を全く知らなかったころを思い出すと、成長を感じます。その頃から比較すると、今回の最終個人制作で作ったものを誇らしく思えます。技術面以外でも、毎週のスピーチや発表を行うことで、相手にわかりやすく伝える力、適切な声の大きさとスピード、伝える内容の取捨選択などの力を身に着けることができました。3か月間を通して、最も印象に残ったことはグループ制作です。この課題で自己理解がかなり進み、自分の短所・長所を発見できたと感じます。また、チームで作業する上での、コミュニケーションや認識・情報の共有はとても難しく、数年の経験では到底マスターできるようなものではないと感じましたが、これからも永遠の課題として付き合って、いつかクリアできるようにしたいと思いました。
・研修が始まった当初の確認テストでは何が書いてあるか全くわからず、正直やっていく自信がなくなっていた。しかし、5月の個人制作にて動くものができ、その後6月の個人制作ではデータベースを用いてWebアプリが作成できた。講義の中で多くのことを学び、その場での演習問題や自宅で再度演習などを解き、勉強することができていたことが三か月間で成長できた要因であったと考えられる。今までの人生で今回のような勉強を習慣をすることがなかったため、人間としても少しは成長できたかと感じる。今後もわからないことは多く出てきて都度、学習することがあると思うが、頑張っていきたい。
・ 三か月間の研修において、最も成長したと考えているのはコミュニケーション能力に関してです。4月の初めは、3分間スピーチとそれに対する質問、総括など、頭が真っ白になってしまい、全く話すことができませんでした。ですが、回数を重ねていくうちに、一呼吸置いて考える時間や落ち着く時間を作ること、そしてなるべくゆっくり話すことなど、話す際のコツをいくつか掴むことができ、コミュニケーションに対しての抵抗感がだんだんと薄れていきました。 社会人の初めにこのような機会をいただけたこと、これからの社会人生活において一生生きていくものだと考えています。 また、自身で答えを探すことの大切さも学びました。現在は、インターネットで調べれば答えが出てくるレベルの技術力ですが、技術力が上がるにつれて答えが見つからず、自力で解決しなければならない場面も出てくると思います。 このことから、答えを安易に教わらず、自分の力で答えを導き出すことの練習が研修で体験できたことは、とてもよかったと考えています。
・3か月の研修はとてもあっという間だったなと思います。始まった当初は、研修についていけるのか、3分間スピーチを毎週ちゃんとできるのか不安が大きかったです。また、社会人としての生活に慣れることを優先して自分を甘やかしていたので、復習を怠ってしまうことが多かったです。それにより研修の内容についていけなかったことが最大の反省点です。制作の前は、毎回本当に完成できるのかな、嫌だなと思いながら制作期間に入っていましたが、実際に制作を進めていくと授業の中でわからなかったことの理解が深まって、演習で使えなかったような構文を使ってコードが書けるようになったりと楽しさを感じることが数多くありました。特に今回の個人制作ではそもそもどんなクラスを用意すればいいのかもわからず制作序盤はかなりとまどっていました。しかし、質問をさせてもらったり、任意自習に残ったりすることでだんだん理解することができ、4月に習った内容でよくわからないまま使ってしまっていたメソッドや返り値についての理解も深まりました。なので今回の最後の個人制作が1番楽しかったなと今振り返ると思います。講師の先生方、質問や任意自習でわかるまで丁寧に教えていただきありがとうございました。特に伊野木講師の説明がわかりやすかったです。任意自習で質問をした際には、教えていただいたことがたくさんあって最初のほうで説明していただいた内容を忘れてしまうこともありました。しかし、今までの説明でどこのコードを直していったのかを説明の最後でまとめてくださるので、例えばエラーの直し方がわからなくて質問した際にもどうやってこのエラーを直していったのか理解しやすかったです。また、私の理解度に合わせて説明してくださっているんだろうなというのが伝わってきてとてもありがたかったです。
・この三か月の研修を振り返って、あっという間だったと思いました。4月は新しく学ぶことに追われてメンタルが壊れそうなときも何度かありましたが、任意自習を活用して不安を解決し、演習問題を一人で解けるようになったときは質問することの重要性を改めて実感しました。また、5月の個人制作では初めて機能を持ったものを制作するということで、何からやれば分かりませんでした。また、その分からない部分をすぐに質問できなかったため悔いの残る仕上がりとなってしまいました。しかし、提出終了後、自宅で機能を完成させることができました。また、グループ制作ではマネージャーを務めました。うまく仕切らなければという点で力が入っており、なかなかマネージャーとして優れた行動はできませんでしたが、率先してコミュニケーションを取ったり、事務局のご担当者様との受講コンサルティングにて、アドバイスいただいた、意見を引き出す方法を実践することでグループとして動くということの感じを掴むことができました。最初は、なぜ私がマネージャーなのかと疑問と不安でいっぱいでしたが、マネージャーとしての視点と自分がしてほしいメンバーの行動のどちらも知ることができたので良い経験だと思いました。最後に、最終個人制作についてです。今回、作業が少しずつずれていってしまったのですがそちらの原因はやはりMVCモデルなどに対する理解が足りてなかったことだと考えています。私は最初、modelの部分を作成するタスクを設定していたのですが、その部分に何を書くのかを理解しきれていませんでした。そのため、グループ制作で他のグループがメンバーの理解度を共有していたように、自分でも必要なことに対し、どれだけの理解度があるのか把握することが重要だと感じました。最終的に、目的は達成、目標は達成と未達成、与えられた要件も達成したもの、未達成のものが残る状態での提出となりました。成果報告会にて発表をした際、大下講師にご指摘をいただいたのですが、「配属後、提示された要件を満たすことができなければ、それは仕事をしたとは言えず、そのため提示された要件を達成することが必要だった」とお言葉をいただきました。私は今回、自分が設定した目標を達成することに一生懸命になってしまって制作要件を頭の片隅でしか考えていなかったので仕事の案件だったら、という考えが抜けていました。このような意味でも何を重要視してプロジェクト作成に取り組むのかということを知ることができてよい経験でした。この三か月間を通して、質問力であったり、スピーチ力、勉強を習慣化させる力などを身につけることができました。また、他社の人とも関わることで会社外の人と関わるという経験も積むことができました。研修後は、身につけた力や経験を活かして、業務に取り組んでいきたいです。

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